クク
遠浅の海岸で砂の中の貝を掘り起こす潮干狩りは、宝探しのような楽しさがあります。子どもでも楽しめる手軽さが良いですよね。
しかし潮干狩りはなかなか重労働。見た目も地味なので、楽しさが見出せない人も多いはず。
せっかく潮干狩りへ行くのなら、コツを知って楽しんでほしい!そこで潮干狩りがめんどくさいと感じる理由を元に、楽しむためのコツをまとめました。
ちなみに筆者は海の近くに生まれ育ったため、小学校の学校行事で毎年潮干狩りに行っていました。潮干狩り歴だけで言えば20年を軽く超えています。
最近は2歳の子供も一緒に連れてっていますので、子連れ目線の意見も交えつつ紹介します!
目次
潮干狩りがめんどくさいと感じる理由
潮干狩りってなかなか機会がないと挑戦しないレジャーですよね。
それでも友人同士が行く気満々で断れないとか、子どもが行きたがっているから乗り気じゃないけど行かざるを得ないとか、人によってさまざまな状況があるはず。
そもそも潮干狩りがめんどくさいと感じる理由は何でしょうか?
私なりに思いつく理由を挙げるとこんな感じです。
- 見た目が地味で、そんな簡単に貝を取れるのかわからない
- すっごく汚れそう
- お金払って遠くまで行ってやること?
クク
でも実際に行ってある程度貝を取れると、意外と楽しめちゃうものですよ。それでは貝を確実にGETするためのコツについて紹介しますね。
潮干狩りを楽しむコツ①準備は万全に!
潮干狩りがめんどくさいと感じる理由として、体への疲労感が挙げられます。
子どもは疲れ知らずだから走り回っているし、すっごく汚れるし、貝もどこにいるのかわからない。
そのまま時間だけが過ぎてしまうと「もう二度と行かない!!(涙)」という気持ちになってしまっても仕方ありません。
そこでまずは準備をしっかりとしていくことをおすすめします。
潮干狩りの持ち物に関する準備
もちろん貝を取るためのスコップや熊手、バケツやネットは必要ですが、その他にもこんなものがあると便利です。
- 砂浜に置いてもOKのビニールバッグ(汚れても洗える)
- 砂浜で使える小さめのイス(とにかく足腰が疲れる)
- 空のペットボトル(帰りに海水を持って帰るとアサリの砂出しに便利)
- 汚れてもいい服装・靴・タオルやハンカチ(基本的に泥だらけになるのは回避不可)
- 新聞紙や大きめのゴミ袋(着替えスペースがない場合はそのまま車に乗り込むことも)
荷物は多すぎるぐらいで構いませんし、着替えやタオルなどは車の中においておけば潮干狩りの時は邪魔になりません。
泥だらけになるのはあらかじめ覚悟した上で服装を選ぶと、いざ汚れた時のストレスもかなり軽減されます。
潮干狩りの持ち物についてはこちらで詳しく紹介しています。
(執筆中です!しばらくお待ちください)
潮干狩りの時間帯や場所に関する準備
さらに準備という観点からは、潮の満ち引きについても必ず確認しておきましょう。そもそも「潮干狩り」の名の通り、潮干狩りは干潮時しかできません。
さらに潮の流れやめぐり方によっても微妙な差があるため、せっかく現地へ行っても下調べが甘いとそもそも潮干狩りができないことも。
それを防ぐために、事前に潮の満ち引きカレンダーをチェックして到着時間を逆算しましょう。
もし不安であれば行く予定の海岸に問い合わせしたり、近くに2~3か所候補を見つけておくと安心です。
潮干狩りの潮の満ち引きについてはこちらで詳しく紹介しています。
(執筆中です!しばらくお待ちください)
潮干狩りを楽しむコツ②取りたい貝に応じて土の掘り方をかえる!
事前準備を万全にして、いよいよ潮干狩り当日です。当日はとにかくたくさんの貝を取ることが目的となるはず。
でもあまり潮干狩りに行ったことがないと、広い砂浜のどこを掘ればいいのかわからず立ち尽くしてしまうかも。
それを防ぐために、貝を取るためのコツを伝授します!
基本的には土に穴があいているところを掘る。
基本的に貝は土の中に潜っています。それを見つけて掘り出す必要がありますが、まずは土の表面に注目してみてください。
小さめの穴が無数にあいているのがわかると思います。
これは貝が呼吸をするための空気穴だそうです。そのため、穴のあいている付近に何らかの貝がいるはずです。
砂浜を土を見ながら歩いてみて、穴がたくさんあいている箇所に狙いを定めて掘るようにしましょう。
以下は「たくさん取りたい」または「大きい貝を取りたい」の2つの目的についておすすめの戦法を紹介します。
たくさん取りたい人におすすめ!ヒットエンドラン戦法
たくさん貝を取りたい人には、できるだけ広い範囲を攻めることができるヒットエンドラン戦法がおすすめです。
方法としては、まず穴が開いている土を5~10cmほど掘り起こします。
掘り起こした土の中にいる貝を確認したら、掘り起こした箇所の周辺をさらに掘っていきます。
しばらくこれを繰り返したら、場所をまた変更します。こうしてキレイな土をどんどん掘り起こしちゃう方法です。
そもそもアサリ(浅利)はその名の通り浅瀬に多く生息するとのこと。広く浅く探すことでたくさんの貝をGETできるでしょう。
小さいお子さんと楽しむ際も深く掘りすぎなくていいのでこの方法がとても簡単です。
大きい貝を狙いたい!深いとこまでコツコツ戦法
せっかくなら大きめのサイズを狙いたい!潮干狩りの後に大きめサイズの貝の残酷焼きでおいしいビールを飲みたい!
そんな大人な方におすすめなのが、深いところまでコツコツ戦法です。
先日家族で潮干狩りに行った際に大きいアサリやハマグリを3つゲットしましたが、すべて土のかなり深いところに生息していました。
つまり、大きい貝を狙うためにはある程度深く掘らないと出会えない可能性が非常に高いです。
しかし深いところまで掘るとなると、それだけ時間もかかる上、深く掘っても必ずいるとは限らない。なので、たくさん取りたい人にはあまりおすすめできません。
「貝を食べる人が少ないから、大きいのがちょっとあればいいや」「家族や友達仲間で行ったけど、かなり大量に取れそうだから自分は大きいのを狙おうかな」そんな方々におすすめの戦法ですよ。
潮干狩りを楽しむコツ③いっそのこと貝を取らない
私も2歳児を連れて潮干狩りに行ったことがあるのですが、まだまだ2歳児は貝を取るのが難しいし、取らせてあげても特に感動はありませんでした。
いいんです。彼にとっては普段と違う場所で遊ぶのが楽しいんですから。
でもお金を払った以上、子供に気を取られて貝が全く取れないのもちょっと寂しいですよね。
そこでわが家の作戦は、貝を取るのと子どもを見るのを夫婦で交代しました。
貝を取らない間の楽しみ方はこんな感じです。
- 小さなカニや小魚を探す
- 潮だまりの水を触ってみる
- 泥んこ遊びをしてみる
泥や汚れが苦手な子にはちょっと難しいのかもしれませんが・・・
わが家は泥遊び大好き小僧なので、潮だまりに洋服のままで腰までつかって水&泥遊びを堪能していました(笑)。
正直、アサリが取れすぎてしまっても調理や処理に困っちゃうのが本音です。
それならばいっそ、海や干潟での屋外遊び開き直って遊んでしまった方が、親子の精神衛生上はいいのかもしれません。
潮干狩りはめんどくさくない!せっかく行くなら楽しんで♪
潮干狩りをやったことがない方や、一度行ったけど全然取れなかった方は「めんどくさい」と感じてしまうかもしれません。でも、事前準備を万全にして取れるコツを知っておけば、かなり楽しめるレジャーだと思います。
もし潮干狩りがめんどくさい・地味と感じている方は、ぜひ一度この記事の内容を実践した上で潮干狩りに行ってみてください!童心に帰って楽しんじゃいましょう♪
クク
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