ここ数年で急増しているのが「腐女子」です。ここでカミングアウトしますが、実は私、腐女子なんです。同じ腐女子の方ならわかってくれると思うんですが、彼氏や旦那さんに腐女子をカミングアウトするか否かって悩みますよね。
私はかなり運が良いタイプだったのですが、主人にカミングアウトした上で結婚し、今も腐女子ライフを楽しんでいます♪実体験を踏まえて、カミングアウトの方法や結婚後の腐女子ライフを紹介します。
目次
腐女子をカミングアウトする為の下準備
そもそもなぜカミングアウトする必要があるのでしょうか?カミングアウトする理由には以下のものが挙げられます。
- 結婚後、何かの拍子にバレるのが怖い
- 結婚後もこの趣味を続けていきたい
- 手に入れた同人誌を処分したくない
それでは具体的に、カミングアウトするための下準備をチェックしてみましょう。
彼のタイプをリサーチしよう
どのようにカミングアウトするかと考える時に、彼のタイプがとても重要になります。男性に限らず、自分に害が無ければどうでもいいという人もいれば、趣味に偏見を持っている人もいます。
前者の場合は「あなたに迷惑はかけない範囲で楽しむから」と言えばそれ以上干渉は無いでしょう。しかし、後者の場合は腐女子という言葉を耳にしただけで、その後の弁解を一切聞き入れてくれない可能性も…。
あえて腐女子という言葉を封印して、認めてほしい点のみを交渉する方がお互いにとって良い方法となるでしょう。
認めてほしい行為を整理しよう
カミングアウトすることで、どこまでのレベルで今後も腐女子を楽しみたいか考えてみましょう。人によっては「これ以上同人誌は増やさないから、いままで集めた分だけは保管させて!」という人もいれば「執筆活動をこれからも続けていきたい!」という人もいるでしょう。
お付き合いや結婚となるとパートナーの理解も必要になります。「これだけは許して!」というように具体的にお願いする方が、漠然と「私、腐女子なんです」とカミングアウトするよりも成功率は高いです。
認めてほしい行為別!カミングアウトする方法
カミングアウト後に、どういったレベルで腐女子ライフを楽しめればいいのか考えてみましょう。
【ケース1】遠征を年に数回していて、お付き合い中や結婚後もできる限り続けていきたい
遠征や執筆活動などをする場合、どうしてもパートナーの理解が必要ですよね。内緒でやろうと思えばできますが、嘘をついて遠出したのが後でバレて浮気を疑われるのもショックです。
相手のタイプにもよりますが、「唯一のストレス発散なので、認めてほしい。迷惑はかけません」という約束をし、それ以上は相手が何も聞いてこない限り口にしないというのがベターです。
【ケース2】新たに同人誌を購入するのはやめるけど、今まで購入した同人誌は処分したくない
お付き合いや結婚を機に脱腐女子を目指すのもありだと思います。でも、過去の戦利品である同人誌を手放すのってなかなかつらいですよね…。しかも同人誌って意外と高いし、そんなに読み返さないからきれいなままだし。
そんな時は、「保管」だけ許可を得るという手もあります。「もうこれ以上増やさないから、これだけは気が済むまで押入れの一角に保管させてください。もちろん見ちゃってもいいけど、それを理由で嫌いになるなら見ないでね」と下手に出つつ、くぎを刺しておきましょう。
【ケース3】迷惑はかけないから、BLを楽しむのは許してほしい
BLが理解を得難いジャンルであることをしっかりと認識した上で、今後も楽しんでいきたいと考えているのなら、彼が気付いて幻滅される前に手を打つという方法もあります。
腐女子というものを簡単に説明し、「あなたに迷惑はかけないから、もし気付いてもそっとしておいてね」と伝えておきましょう。もちろん許可を得たからと言って、彼をほったらかしてBLばかり楽しむというのは控えてあげてくださいね。
私の腐女子カミングアウト体験談
私の腐女子経歴
私は中学校時代に「テニスの王子様」から腐女子デビューしたアラサーです。もうかれこれ人生の半分以上腐っています。ピークは高校時代で、専門学校進学を機に脱腐女子を目指すも失敗し、以後隠れ腐女子として楽しんできました。
彼氏には腐女子をカミングアウトしていませんでしたが、結婚するとなったらさすがにパートナーへカミングアウトしなければいけないなぁ…と漠然と考えていました。
彼もマンガやゲーム好き
そんな中、プロポーズをしてくれた彼(現主人)は、私と同じマンガやゲーム好き。休みの日にどちらかの家でお互い自分の読みたいマンガを読んだり、ゲームをしたりと同じ空間で別行動を一日中とっても平気な相手でした。
私がカミングアウトしようと思った決め手は、彼から借りたマンガに腐女子キャラが出てきたこと。「これは、腐女子の存在を知っている上、偏見もなさそうだ!」とカミングアウトする事に決めました。
お酒の勢いで…
プロポーズを受けてからも、お酒好きな私たちはよく一緒に飲みにっていました。そこで、二人でいつものようにお酒を楽しんでいる時に、思い切って「私、腐女子ってやつなんだよね」と言ってみました。
彼の反応は「腐女子…って、なんだっけ?」
知らんのかい!
結局、腐女子について簡単に説明したところ、わかってもらえました。私が相当言いづらそうだったからか「もっととんでもない秘密を暴露されるかと思って焦った」との事でした。
その後の腐女子ライフ
現在、彼と結婚3年目になりますが、私は脱腐女子できていません!(笑)
彼は時々かわいい男の子2人が絡んでいたり、テレビでそういった話題が出ると「ほらほら!お前の好きなやつ!」とからかってきますが、それ以外は何も不自由なく生活しています。
結婚して、腐女子ライフの楽しみ方も変わりました。いい時代になったもので、今は電子書籍も普及してきているので、いつでもコッソリBL本を楽しむ事ができるんです。
彼氏持ちや既婚者がBL本を電子書籍で楽しむメリット
- スマホやパソコンがあれば、いつでもBL漫画を楽しめる
- 紙媒体ではないので、保管場所も不要。うっかり主人や子供に見られることが無い
- 試し読みが充実しているので、会員登録のみである程度楽しむ事ができる
私がよく利用しているのはこちらです。
(まんが王国さんのトップページに飛びます)
息子の寝かしつけ後でも、真っ暗なお部屋でスマホ1つでBL漫画を楽しめるので、寝る前の日課になっています。私が脱腐女子できない大きな理由はこの便利さかも…(笑)
まとめ
いかがでしたか?
腐女子を彼氏やご主人にカミングアウトするのってすごく勇気がいりますよね。以前に比べて腐女子に対する世間の目は優しくなってきましたが、それでも人によっては生理的に受け付けないなんて声もあるので、カミングアウトの方法にも気を遣います。
好きな事を我慢するのって、やっぱりかなりのストレスですよね。大事なのは、どの行為を認めてもらえばストレスなく生活できるかという部分だと思います。
もし私のように「BL漫画がたまに読めればOK」レベルの方は、電子書籍という便利なものもあるので賢く利用して、腐女子ライフを楽しんでいきましょうね!
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